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土用の丑の日ってそもそもどんな日?何をするの?

毎年この時期になるとお店やテレビで耳にする『土用の丑の日』。

「土用の丑の日には鰻を食べましょう!」などと聞きますが、中には、恥ずかしくて今さら聞けないけどそもそも土用の丑の日って何なの?と思っている方もいらっしゃると思います。

そこで、今回は『土用の丑の日』について改めて分かりやすく説明していきたいと思います!

 

まず『土用の丑の日』とは、土用の間のうち十二支が丑の日、のことを言います。

・・・・・ん?ではその「土用(どよう)」とはなんのことなのでしょうか?

土用とは、古代中国の自然哲学に基づいた季節の変わり目を意味する特別な日のことです。

春が始まる立春、夏が始まる立夏、秋が始まる立秋、冬が始まる立冬。

これらの直前の約18日間のことを「土用」と言います。

その中でも、土用の丑の日と言えば 夏の土用の丑を指すことが一般的に多いそうです。

 

夏の土用では丑の日が2回ある場合が多々あり、その時には1回目を『一の丑』・2回目を『二の丑』と言います。

ちなみに、今年の夏の土用の丑の日は2回あり、7月21日(火)・8月2日(日)です!

 

 

では、土用の丑の日にはいったい何をするのか?

昔から「夏の丑の日に【う】の字がつく食べ物を食べると夏負けしない」という風習があり、瓜、梅干し、うどん、牛肉、馬肉などが主に食べられ、精をつけて無病息災を祈願するものでした。

中でも代表的なのは鰻(うなぎ)!

鰻は、皮膚や粘膜を正常に保ってくれるビタミンA、また骨を丈夫にしてくれるカルシウムは牛乳と比べて1.36倍も多く含まれているなど栄養も豊富です。

なぜ鰻を食べる習慣になったのか?という由来には色々な説があるようです。

栄養が豊富ということだけでなく、昔 讃岐国出身の平賀源内が鰻屋で夏に売れない鰻を何とか売るために ” 本日丑の日 ” と書いて店先に貼ったら、その鰻屋が大繁盛して他の鰻屋もそれを真似し始め、土用の丑の日に鰻を食べる風習になった。という説もあります。

・・・ということで!土用の丑の日のご紹介は以上です。

何となく知っていた事でも由来などを調べてみたりすると新たな発見が出来て面白いですね(゜o゜)

普段鰻を食べないという方も、今年はちょっと贅沢をして日本の風習を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

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