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太刀の魚?あまり聞き慣れない”太刀魚(タチウオ)”とは一体どういうものなのか、写真と一緒にご紹介します

みなさんは「太刀魚(タチウオ)」という魚をご存知でしょうか?

あまり聞き慣れないな、という方もいらっしゃると思います。

釣りの対象としてとても人気のある魚のようですが、今回はこの、今が旬のタチウオについて深堀りしていきたいと思います。

 

まずは、そのタチウオがこちらです~

先日さがみやに入荷した際に撮った写真です♪

写真を撮っていると、鮮魚部の方が「タチウオは捌くのが大変なんだぞー」と教えてくれました。

見ての通り体がピカピカと銀色に輝いているタチウオですが、その名前の由来は「銀色で太刀に似ているから」という説が有力です。確かにあのかっこいい日本刀のようですよね!

この銀色はグアニン質の層で、昔はこのグアニン層から採った銀粉を筆箱や下敷きなどの文房具、また模造真珠やマニキュアのラメの原料として使っていたそうですよ。

 

タチウオは白身の魚で、白身と言えば淡白な印象を持ちますが、実はタンパク質よりも脂質の方が多く珍しい魚なのです。

脂肪酸の30%ほどはオレイン酸という物質で、これはオリーブオイルなどに含まれている成分と同じ成分です。

オレイン酸は他の脂肪酸とは違って酸化されにくいので善玉コレステロールだけを増やしてくれます。

反対に、悪玉コレステロール値を下げてくれるので、「動脈硬化や高血圧の予防・改善」に効果が期待できるのです。

しかしオレイン酸は脂肪なので、摂りすぎてしまうと肥満の原因になることも・・・

美味しくてついつい食べすぎてしまわないように注意が必要ですね (^_^;)

 

また、タチウオにはビタミンも豊富に含まれており、ビタミンAをはじめ、ビタミンD・Eを多く含みます。

骨の形成や維持に必要なカルシウムやリンの吸収を助けたり、オレイン酸と同じように生活習慣病の予防に効果が期待できると考えられています!

 

 

店内で販売する時にはこのような形で販売しています

美味しい食べ方は、お刺身はもちろん、バターで香ばしいムニエルや、ご飯がモリモリ進んじゃう煮付けなども良いですね♪

 

 

いかがだったでしょうか?

この記事をきっかけに、機会がありましたらぜひ一度タチウオを使った料理に挑戦してみて下さいね!

料理のレパートリーも増えちゃいます (*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

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